法学部の矢島くん

こんなに悲しいことてあるのか。池袋あたしの部屋。泣いてるわけじゃなくて。目から流れ落ちるだけ。とまることはないのかな。もぅ少し。普通に暮らしたかったかな。いつもいつもひっかかって痛くて。
「いろんなもの全部捨てて、あっちゃんと、どんなに貧乏でもいいから一緒に暮らしたい」
「命賭けて麻子を笑顔で迎えられるように。もぅ少し時間をください」
お母さんお父さん。心から愛を。
一緒にいるだけが愛じゃないことは十分わかってるよ。でもおばあちゃんのそばにもいたいんだ。みんなもぅ少し。もぅ少しでいいから。幸せに暮らせるように。。
弱気なメールはしない。あたしは大学も楽しいし友達には恵まれてるし幸せに暮らしてるよ。つらいことなんて。大したことないさ。こんな不幸が。ずっと続くわけはないんだ。だからあたしのことはなんの心配もいらないんだよ。そうだ。今度３人で旅行に行こう。あたしいっぱいお金貯めるからさ。楽しみにしててよ。こんな不幸は続かないんだから。あたしはとにかく笑って暮らさなきゃ。何にも動じない。感じない。これがあたしの基本スタンス。
午後から彼と吉祥寺。NOCEで鏡。MIYAKEでローテーブル。購入。最近こっち系はまり気味でY'sのロングニット購入☆彼も相当お気に召したご様子。ユニセックスな服てすてきだ。いのこーでクレープ食べて。顔見合わせてふふふて笑えるこの関係。ずっと続くように。
彼の成蹊大学行って。洗濯マニアの彼の。洗濯機の栓を閉めに。一人慣れない道を歩く。彼に書いてもらった地図頼りに。てこてこ歩いた。まっすぐの道。誰もいない公園。頼れるものは彼の地図。
自転車乗って遠くまで。焼肉食べ放題☆いつも元気にしてくれてありがとう。あなたがいなかったら。絶対的な愛に包まれます。

帰りたい家が欲しい。あたしを待っててくれる家。